おはようございます。
長野県上田市在住
英会話初心者専門・英語コンプレックス克服コーチの中沢です。
わったいもいじるな~ やっぱり英会話はリズム
前回の続きになります。
この番組の内容は、日本に来ている外国から来ている方々に
「掘った芋いじるな」といって通じるか? ちゃんと時間を答えてもらえるか?
を検証するものでした。
では、「ほったいもいじるな?」は外国人の方々にちゃんと通じて、
時間を答えてもらえたとあなたは思いますか? (^^♪
結論からいうとまったく通じませんでした。 意味のある英語の文として
認識してもらえなかったということですね。 (-_-;)
ここで、アメリカ人番組スタッフの発音からヒントを得て、「音」を変更することに
なりました。
「ほったいもいじるな」 → 「わったいもいじるな」 へ変更
改めて検証スタート。
わったいもいじるな は通じるの???
驚くことに「わったいもいじるな」だと、「時間をきいているの?」
と半信半疑ながらなんとなく聞き取っている外国人の方達がでてきたんです。
そこで、1人のアメリカ人の方にどこが分からないかきくと、
「“What time”といってるのは分かるけど、そのあとが分からない」という返事。
再度アメリカ人スタッフの発音を検証。
すると、
番組出演者が「“What time”とnow”がはっきり聞こえる。
それなら “いじるな”の “な” を 強く長く “な~” っていってみたら?」と提案。
ここから、ミラクルが起こっていました。 Σ(・□・;)
「わったいもいじるな~」 と「わったいも」と「な~」を意識してはっきり
言うと聞かれた外国人の方たちが、次々と時間を答えはじめたんです。 !(^^)!
なぜだかあなたは分かりますか?
話すときの強弱によって、英語独特のリズムができるのですが、
その強弱に合致したことで、ぐっと伝わる言葉になったんです。
まとめると、
第一段階: 「ほったいもいじるな」 全ての言葉を一本調子で言う
→全く通じない
第二段階: 「ほったいも」を「わったいも」に変える
→「わったいも」=「What time」と部分的に通じるようになる
第三段階: 「わったいも」と「な~」を強調して発音。
「な~」は少し長めに。
「いじる」は素早く弱く発音に変更 → 通じた!
ものすごく興味深くて面白い内容でした。
「発音」はもちろん大事なのですが、それよりもさらに大事なのは、
「英語独特のリズム=音の強弱によって生まれるリズム」です。
あたなも、英語を話すときにはこの「強弱のリズム」を意識してみてくださいね。
ぐっと伝わる英語になりますよ。
Have a nice day!
注釈(中浜万次郎(ジョン万次郎)江戸~明治にかけて日米で活動し、日米和親条約の
締結時通訳を務める。
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