英語サポーターの中沢です。
今回は
知っている単語なのに聞き取れない。
通じないのはカタカナ発音のせい??
カタカナ発音コンプレックス(´;ω;`)ウゥゥ
についてお伝えします。
前回、フォニックスを学習すると
“英語の音が正確に発音できるようになり、
「知っている単語なのに、聞いたら分からない」
ということがぐっと減っていきます。“
というお話をしました。
なぜ『カタカナ発音』だと、がんばって話しても英語が通じなかったり、
聞き取れなかったりするのでしょう?
それは、英語にあって日本語にない『音』が大きく関係しているんです。
例えば、カタカナで英単語を書くと
『オール』と『オーダー』と『オープン』の “オー”
車の『トラック』と競技場の『トラック』
電気の『ライト』と右の『ライト』
音の違がわかりますか?
カタカナで書くと“同じ音”ですが、英語の発音では全部『違う音』なんです。
日本語は母音が5個(あいうえお)ですが、英語では26個もあります。
先ほど”オー”を英語の音らしく表記してみると、
『オール』の “オー”は“オー”
『オーダー』の “オー”は“オr-”とrの音が入り
『オープン』の “オー”は“オゥ”とゥの音が入りのばさない
というようになります。
ちょっとした違いですが、英語を話す、聞くときは大きく影響します。
この違いを理解すると、『カタカナ発音』から抜け出すことができます。
そうは言っても、完璧にネイティブスピーカーと同じ発音になる必要はないです。
そもそも同じ発音になるのはムリがあります。。。
世界中で母国語以外で英語を話す人達は、大なり小なり母国語の“なまり”を
もって会話をしています。
英語を実用レベルで使っている人は世界に15億人いるけど、
ネイティブスピーカーは25%
残り75%は非ネイティブスピーカー
と言った調査結果もあります。
自信をもって、日本語のアクセント(なまり)を持って英語を話しましょう。
ですが、あまりにもアクセントが強すぎると通じないもしくは、違う意味に
取られてしまうということが起こってしまいます。
日本語アクセントが強すぎるのが『カタカナ発音』なんです。
例えば、『ライス』間違いは有名で、あなたも聞いたことがあるかしれませんね。
“『ご飯』という意味で『ライス』といったのに、
『シラミ(ライス)』になってしまった。“
という話です。カタカナ発音だと『ご飯』も『シラミ』も『ライス』です。
英語の音らしくカタカナで表記すると、
『ご飯』は 『ゥライス』、
『シラミ』は 『ライス』
(上の歯の裏側に舌先をあてて『ラ』を発音する)
です。
これは避けたいですよね?
『英語の音』と、『音の出し方』を知る。
英語の母音は26個もある。
フォニックスを勉強すると効果的に学べる。
そうすることで、あなたが話す英語が通じやすく、
さらに相手が話す英語がききとりやすくなる。
と、ここまで発音がとても重要とお伝えしてきました。
次回はスピーキングとリスニング、両方の力がグッとあがる
『発音の応用バージョン』についてお伝えしようと思います。
1つ1つの単語の発音を知るのはとっても大事なのですが、
単語から文になったときの音ルールを知ることで
より高いレベルにあなたの発音を引き上げます!
お楽しみに(^^)/
フォニックスの記事を読む:
フォニックス??? フェニックスなら知ってますが・・・
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
感謝をこめて。
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