『be動詞』ってなんでしょう？
こんにちは、英語コンプレック克服教室の中沢です。
英語初心者の味方、レベルアップのポイントをブログにて発信中！
今回は、英語の初歩の初歩でならうbe動詞のショッキングな話をお届けします。
『be動詞』は『～です』じゃない！
実は、たくさんの英語初心者さんが「be動詞」は「～です」と思いこんでいます。
学校の英語翻訳で「be動詞」は「~です」って習ったよっ！ と大人の方。
さらに、「be動詞」を文法的に初めて学ぶ中学生も同じように学校で習ってきていて
愕然とするんです！
「be動詞」は「～です」と覚えてしまうと、 英語ですぐにつまづくことになります・・・ 怖いですね・・・
『be動詞』の正しい使い方を解説
『be動詞』は『～です』じゃない！
『現在形 is/am/are 過去形 was/were 現在分詞 being 過去分詞 been
と変化する動詞の原形が be動詞』です。まずはこの基本を押さえてくださいね。
では問題です！ “I like Chiikawa.”
これ、どんな意味の英文でしょうか？ 「私はちいかわが好きです」となりますね。
文の終わりに「です」があります。でも英文には「be動詞」は有りません。
あれれ？？？となっちゃいません？
（ちいかわは人気漫画『ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ』のキャラクターです。）
『be動詞』の持つ意味
それでは、今回の本題に入っていきましょう。
「be動詞」は主に2つの意味を持っています。
１つめの意味は、「イコール (Equals)」です。
be動詞の前にある主語と後にある名詞、もしくは形容詞が表す属性や状態といったものがイコールになるということなんです。
この説明だとわかりにくいので、例文でみてみましょう
•Hanako is tall.（花子さんは背が高いです。）
この文では、「is」が「be動詞」ですね。
Hanako(花子さん) ＝ tall(背が高い)
つまり、花子さんは背が高い状態ということを表しています
•My brother is a doctor.（私の兄は医者です。）
この文も、「is」が「be動詞」です。
My brother(私の兄) ＝ a doctor(医者)
つまり、私の兄と医者が同じということを表してます
2つめの意味は、「 存在する (Exists)：何かもしくは誰かが存在する」です。
こちらも例文でみてみましょう
•The book is on the table.（その本はテーブルの上にあります。）
「is」がbe動詞ですね。この「be動詞」は、
“その本がテーブルの上に存在している” ことを表しています。
•My cat is under the bed.（私の猫はベッドの下にいます。）
この文も、「is」がbe動詞ですね。この「be動詞」は、
“私の猫がベッドの下に存在している”ことを表しています。
日本語訳に頼りすぎちゃダメ！
どうして、 英語の「be動詞」の日本語訳は「～です」と思ってしまうようになったのでしょうか？ これは日本語訳の弊害！だと私は思っています。
日本語の「～です」は “断定の丁寧な言い方”なんですね。最初に出した例文をもう一度みてみましょう。
My brother is a doctor.「私の兄は医者」もしくは「私の兄は医者だ」でもちゃんと通じますね。これを断定の丁寧な言い方にすると「私の兄は医者です」となります。
日本語の「～です」と英語の「be動詞」がもつ文法的は働きは”ベツモノ”なんです。
大事なのは、”日本と英語はそもそも全く違う言語”ということを原則に
考えることなんです。
もちろん、私達が英語を学ぶ上で日本語は大いに手助けしてくれますが、
日本語訳に頼りすぎるとかえってつまずく原因になってしまうんですね。
１．「be動詞」は、「～です。」ではなく、イコール（equals）
２．存在する（exists） の2つの主要な意味を持っています。
まとめ
イコールの意味ではbe動詞の前と後ろにある単語が表す人・物事が同じ、もしくは属性や状態を表します。
存在する意味では何か、もしくは誰か存在することを表現します。
日本語訳に頼りすぎると、かえってつまづきの原因になることがあります。
日本語と英語はベツモノであることを理解し、正確な知識として文法や表現を理解して、
さらに活用することが大切で英語のレベルアップにつながります。
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