英語コンプレックス克服教室の中沢です。
TOEIC500点突破を目指しているTさん
少し予定より遅れましたが、
（年末年始の忙しさと体調不良で・・）
基礎文法を一通り終了
いよいよTOEICの実践問題に着手！
と、そのTさんから
「長文が苦手なんです。
苦手というか読んでいても内容が
はっきりわからないんです。(´；ω；`)ｳｯ…
精読と多読をやるといいってきいたんですけど、
どうなんでしょうか？」
と質問がありました
Tさんだけでなく、あなたも同じように
思っているかもしれませんね
結論からいうと、Tさんの場合は
まずは精読
で、余裕があれば多読も
取り入れたらさらにいいね
となります。
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１ 精読と多読って何？
２ どうしてTさんは精読から？
を、２回にわけてお伝えしますね
英語のスキルアップのために
リーディングはとても重要です。
インプット（読む・聞く）なくして
アウトプット（書く・話す）はできない
からです
そして、
精読と多読はリーディングの主要な方法です
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では、それぞれの特徴を見ていきましょう！
精読は「量より質」
精読は、詳細に一文を丁寧に理解しながら
読む方法です。
わからない語彙や文法があれば調べて、
文の構造を理解して、文の意味を正確に
理解することに重点を置きます。
例:
“We should address the problem immediately.”
(TOEIC®L&R TEST 出る問超特急 金の読解 49ページ掲載文より)
手順として、
- 文の構造を確認
“We should address the problem immediately.”
Weが主語、
shouldが助動詞だからその後ろの”address”は動詞になる
“the problem”は目的語で”immediately”は副詞
- 分からない単語を調べる
“address”,”immediately”の意味が分からない場合
・”address”にはアドレス（住所）という意味の他に
動詞で使うと「～に対処する」という意味がある
・immediately”は「すぐに」という意味
- 全体の意味を理解する
“We should address the problem immediately.”
私たちは（主語）
～を対処すべきだ（助動詞＋動詞）
その問題（目的語）
すぐに（副詞）
メリット：
- 語彙や文法の習得ができる
- 複雑な文の理解を助ける
デメリット：
- 時間がかかり疲れる
- 詳細に集中するため、ストレスがかかり、
楽しくかんじなくなることも・・・
多読は「質より量」
多読は、細かい部分を気にせずに、
ストーリーを読むことを楽しむ方法です。
例:
“Lucy and her dog Max went to the park.
They played fetch
and ate sandwiches under a big oak tree.”
（ルーシーと彼女の愛犬マックスは公園にいきました。
おもちゃを投げてとってくる遊びをして、
大きなオークの木の下でサンドイッチを食べました）
- 全体的な意味を理解し、不明な単語を飛ばす
- 完璧さよりも楽しむことが目的
メリット：
- 文脈で自然に単語を学べる
- 大量の英文に触れることができる
デメリット：
- 詳細を見逃すことがある
- 分からない単語が多い、内容が難しいと
挫折しやすい・・・
精読と多読、それぞれ長所・短所が
あるのがわかっていただけたかなと思います。
次回は、TOEIC500点突破を目指すTさんにとって、
どうして「まずは精読」なのか？をお伝えしますね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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