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英語の発音

『音声変化』あるのに聞こえない、あるのに言わない?? “Let it go”の“t”はどこ?

英語サポーターの中沢です。

今回は

発音の応用③
『音声変化』Let it goは“Let it go”の“t”はどこ?
あるのに聞こえない、いわない音

についてお伝えします。

応用編①・②と引きつづき応用編②です。
単語が集まり”文となった時の音”を知って、聞く、読む、書く全ての
英語スキルをさらに上げていきましょう。

繰り返しますが、英語の“音の変化”は、ややこしいことに、
くっついたり、違う音になったり、消えたり。。。。と
変化がいくつもあるんです。
今回は、このなかで、“消えたり”についてお話します。

前回の最後に”Let it go”の、
「レリゴー」の「レリ」の音声変化は分かったけど“it”の”t”はどこ行ったの??
と謎を残したまま次回へ。。。今回は音声変化③”消える音”で謎を解きます。

前回、応用編②が気になる方はこちらら
『音声変化』Let it goはどうして”レリゴー”になるの?
前々回、応用編①が気になる方はこちら
『音声変化』洗濯機(せんたくき)を“せんたっき”っていいませんか?

音が消えるの条件
①『単語の最後が破裂音』
②『並ぶ単語の最後と最初が同じ子音』

のときに、「あるのに聞こえない、あるのに言ってない??」
という変化がおきます。

『破裂音』がそもそもわからん!というあなた。
大丈夫です。今から説明しますね。

『破裂音』はp,t,k,b,d,g の音
口の中で空気を止めて、一気に吐き出しながら発音する音

しかし言わないだけで、
口の形や舌は発音するように動かし音を出さずその場所でキープ!
pとd、tとd、kとgが同じ口の形と舌の動きになります。

それでは“Let it go“に話しを戻しますね。

“it”の”t“が条件①の『単語の最後の破裂音』に当てはまります。
舌は“t”を発音する場所(上の前歯の裏側に舌をあてる)に動きますが、
音はだしません。

音は出さないのですが、よく聞いていると小さな「ッ」が入ったような
詰まった感じに1拍はいるのが感じられます。

他にも“very good” の 最後の“d”も同じです。
“d”を発音する場所(上の前歯の裏側に舌をあてる)に舌を動かして止めます。

この時に、“ぐっどォ”のように母音が入っていたら、残念。。。
正しい場所に舌が動いていません。。
最後に母音がきこえるなぁ。。。と思ったら、
舌の位置を前歯の裏でキープを思い出して下さいね。

もう1つの条件②の『並ぶ単語の最後と最初が同じ子音』を説明をしますね。

あいさつの時に使う、”Have a good day!”あなたはどのように発音してますか?
発音する時には、Havagooday! “ハヴァグッディ”というようになります。
“good“と”day””d”が1つになり、“グッディ”のような音になるんですね。

音声変化は、“いいやすいから”と言うことでおこる変化です。
ややこしく、最初は覚えるのが大変ですがより英語を使いやすくする為
がんばって覚えましょう。

まとめ

英語の『音声変化』その③”音が消える”
①『単語の最後が破裂音(p,t,k,b,d,g の音)』
②『並ぶ単語の最後と最初が同じ子音』
音はださないが、口の形と舌の動きは発音と同じにしてキープする。

あなたが、「こうだろう」と文字を見て想像した音と
実際聞こえてきた音に違いがあった時には、
「聞こえてきたそのままの音」で発音練習を
してみて下さいね。

ありの~ままの~ ではなく、
きこえて~きた~ままに~~発音してみて下さいね。

そうすることでリスニングの力だけでなく、
スピーキングの力もついてきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

感謝をこめて

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